だからあなたはバカラで負ける、バカラで負けたくなければギャンブルではなく投機せよ
Bankerに95回BET、ルーレットなら38回BETでBET金額がなくなります。バカラやルーレットで破産する理由をできるだけわかりやすく説明します。
勝率と期待値を理解することで投機の本質を理解し、これからさらに増える詐欺にひっかからないようにすることが本サイトの目的です。
ご覧になるのが初めて方は、このサイト公開理由と目的をお読みください。初めましての方へ
【結論】これを理解することがゴールです
これから「期待値」、「確率」などの説明をしますが、お伝えする内容は以下のとおりです。
- 期待値がマイナスであれば必ず破産する
- 事象はほぼ確率通りに起きる
- BET回数が少ないほど利益は残る
- 直観やメンタルは使わないので必要ない
- 必勝法は存在しない
- 必勝法なんて必要ない、手法はなんでもいい
- 手法は破産をひたすら先に延ばすものしか作成できない
上記を読み「あたりまえじゃん」とならない場合、バカラ投機で必ず資産がマイナスとなります。 上記内容は検証すると自然にわかるようになります。 検証はプログラムを使うと楽です。
重要なことなので、しつこくお伝えしますが 上記項目を読んで「どういう意味だろう?」と少しでも頭に浮かんだら、 オンラインカジノを投機対象としないでください。必ず破産します。
利益を出せていない人ほど「やりながら学ぶ」とおっしゃいますが、それは超絶激ムズ訓練方法です。
「強くなってから参加する」が最短ルートです。
この数行に書かれている項目の意味を理解してから参加をすれば資産は勝手に増えます。
オンラインカジノが存続し、バカラのルールが変わらなければ1000年後でも同じように通用します。
一番の障害はオンカジの出金拒否、アカウントBANです。(笑) 利益を出すとFX業者と似たようなことをしてきます。 オンカジ選びが大事です。
出目を収集すると、フラットBETするだけで利益となるエッジを見つけることができます。 期待値ではなく勝率を重視するのであれば、この段階でマーチンゲールなどを採用します。 すると、年間ベースで勝率100%なんてのは簡単に実現できます。ただし、年間勝率100%にこだわると想定利益は少なくなります。LCから復活できるかなども考えないといけません。 BETできる金額、資産グラフの形の好みで、手法(ルール)を変更するといった感じでしょうか。
すると、利益が残るはあたりまえ、手法はなんでもいい、使う手法は好みの問題という考えに自然となります。
「勝ちたい」、「利益を残したい」といった意識レベルでは、利益が残る道理がないことを認識してください。
この数行に書かれた内容は、あなたが利益を残すことができるようになると 「当たり前のこと言ってる」という認識となります。 同時に、SNS上の発言、バカラなどギャンブルの解説サイトに書かれた内容を見ただけで、情報発信している人物がウソを書いている、コイツ理解してないな...などがわかるようになります。
株、FXの本に書いてある内容が「ウソか本当かよくわからない...」というレベルであれば、投機の世界に参加するレベルにありません。 出目のデータを集め、手法を自作し、利益を残せるようになると、自然とわかるようになります。焦る必要はありません。
何をするかは事前に決まっている
このタイミングでBETするのか、しないのか?
BETする枚数は何枚か?
バカラであれば大路(ダイロ・ビックロード)や罫線と呼ばれている『出目の履歴』などを見て3秒以内にBETするかどうか判断ができますか?
他人に「どのようにBETしているのか」と聞かれた時、小学生でも理解できる表現で説明できますでしょうか?
「負けが大きくなったら」
「恐怖を感じたら」
「つらくなったら」
「危ないと感じたら」
「メンタルが...」
「そろそろくるだろう」
「流れが悪くなったから」
「流れが良くなったから」
など「ふわっとした」ワードを使ったり、曖昧にしか答えられないのでしたら「ギャンブル」をしていると思ってください。
バカラってギャンブルじゃないの?
そうなんですが、「ギャンブルを投機対象として考えてみる」 その発想が始まりです。
スリッページ VS (ハウスエッジ + ローリングチップ)
ピンハネ率が25%以上のギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじ)をする人間は頭がおかしい。
バカラやルーレットも期待値はマイナス。
計算上、賭ければ賭けるだけ資産がマイナスになるのことが明らかなのに、多くの人がハマっていることが理解できませんでした。
Pythonで株の自動売買プログラムでも組もうかと、YouTubeで説明動画を漁っていたら、『バカラは控除率が1%なので負けにくい』の文言を目にし、「必ず負けるのに、こんな詐欺にひっかかるやついるのか?」と即スルーしました。
でも、きちんと計算したことないなと...バカラ、ルーレット、その他ゲームの期待値を計算したことがきっかけです。
このセクションでは、バカラを投機対象とした経緯の説明をします。知っても使うことのない計算の説明となります。結論だけ読んでもらえればOKです。
株やFXでトレードする際、絶対にLC(ロスカット、損切り)をしろと言われます。そのLCを自動でやってくれるのが「逆指値注文」です。
300円で購入した株を310円になったら利益がでるので売ろうと思っているが、もし、299円以下になってしまったら、どこまで値が下がるかわからないから投げ売りしようという趣旨の注文方法です。 (詳しく知りたい方は「逆指値注文」でググってください。)
株は価格ごとに、Tick(最小の値幅、刻み幅)が決まっています。最小の値幅が、株価の何パーセントなのかを計算したのが下の表です。
※一部の銘柄に小数点株価が導入され、株価の刻み幅が変わっていますが、数億円程度で簡単に動かせてしまうので、資金力のない参加者がより喰われやすくなったというのが個人的な妄想、想像、憶測です。
さて、あなた以外の人が299円で売買を成立させたため、売買逆指値注文が発動し「成り行き売り」の注文が発注されました。希望額(想定額)の299円で全ての株を売ることができるでしょうか?
計算上は可能ですが、実際には1Tick以上ずれる現象が当然のように発生します。(LCを指値にすればいいじゃないか?という方、ここでは説明しませんがトレーダーとしての評価は低いです)
買い、売りで注文がワンセットですので 1Tick × 2 = 2Tick 「ずれる」と仮定します。(※説明の都合に合わせていますが、高値ブレイク狙いとお考えください)
2Tickは、300円にとって何パーセントか計算すると
2円 ÷ 300円 = 0.0066 (0.66%)
机上で計算した理論値と実際の損益は最低でも0.66%ずれるわけです。このズレのことを「スリッページ」と言います。
100円の値がついたら、成り行きで買うという注文を出したところ、実際は102円で買うことになってしまったといった 株、FXなどで「注文時の価格と実際に約定した価格との差」のこと。 ほとんどのケースで自分にとって不利な価格で約定します。
0.66%なんて大したことないじゃん。
では、1日1回トレードすると仮定し、日本取引所(東京証券取引所、大阪証券取引所)の年間営業日が240日ですから、
240回 × -0.66% = -158.4%
年間でみると約定代金の158%をスリッページで失っているわけです。
1日の約定代金が100万の場合、トレードの勝ち負けに関係なく1年間で158万が参加者の誰かに吸収されていることになります。お互い様なのでどうしようもありません。FXの場合は業者の利益となります。最高ですね。(怒)
さて、バカラで考えてみましょう。
1日1回バカラのBankerにBETした場合、毎回1.06%(Tieを含む)ピンハネされます。 このピンハネのことを格好をつけて「ハウスエッジ」と言います。
カジノ側の手数料、寺銭、控除率、要はピンハネしている率。 この存在のおかげでカジノ側は必ず勝ち、ユーザーは必ず負けます。 さらに、BET額の上限を設定し、なるべく早く破産させようとしてきます。
240回 × -1.06% = -254.4%
BETした金額の一部が返ってくる「ローリングチップ」を採用しているオンラインカジノを想定し、 掛け金(BETした金額)の0.6%が返ってくるものとして計算してみます。(実際には0.8%程度が見込めます)
240回 × 0.6% = 144%
ハウスエッジ(控除率)とローリングチップを合計すると
(-254% + 144%)= -110%
株トレードでは-158%
バカラBankerにBETでは-110%
今回は240回で計算しているので、1回あたりを%に直すと(BET、トレード)1回あたりに必ず発生する損失は
株トレードでは -0.658% (-158% ÷ 240回)
バカラBankerにBETでは -0.458% (-110% ÷ 240回)
余談ですが、600円、900円と株価が上がると、各価格帯の板が薄くなるため、実際のスリッページのズレはより大きくなります。(売買代金の大きい銘柄でトレードしろと言われる理由がこれです。板がスカスカな銘柄は使い物になりません。)
株、FXで検証結果と実際の結果がズレてしまう根本原因がこのスリッページです。バカラにはスリッページはありませんので、計算どおりです。
結論ありきの計算で説明している感は否めませんが...さて、株とバカラ、どちらの方が資金が残りそうでしょうか。
ギャンブルであるバカラですが、ローリングチップの存在が「投機で使えるのでは?」となったきっかけです。
ただし、手法を作る時は「ローリングチップ」をあてにしなくていいです。BET回数が多くなれば、比例して資産は減ります。マイナスをローリングチップでまかなったとしても、残る金額が少なすぎます。単純にBETするだけでは必ず100%の確率でマイナスとなります。
「ローリングチップ」は、穴の空いたウキワといった認識です。無いよりはましですが、結局は溺死します。1.1%越えのローリングチップなら、豪華客船なんですが...オンカジ側に対策されちゃいました。
株式トレードをされている方がこのページを読むとは思いませんが、個人的には数百万程度を握りしめて株式相場に参加するなんて正気ではないと思っています。 金持ちに有利なルールの存在に気が付いていますか? 1株単位で売買ができない理由ってなんだと思いますか? 株のトレードを引き合いに出していますが、投機対象はバカラですので「そういった認識もあるのだな」程度でOKです。
BET中にやってはいけないこと
バカラのテーブルを眺め、BETするタイミングを待っている間、絶対にしてはいけないことがあります。
それは「今、思いついたことを実行する」です。
「次はBankerが来るんじゃないか?」
「いやいやPlayerかも?」
「今回はBETする金額を増やしてみよう?」
「今回はBETしないでおこう」
「流れがきてる!」
などなど、様々な思いつきは、検証の段階で試している必要があります。
BET中に思いつくこともあるでしょう、それは後程検証すべきアイデアのひとつです。
BET中はクリックするだけのロボットでいいのです。
そうなると...すぐに飽きてきます。暇つぶしでNetflix、YouTubeを見ていてもバカラのテーブルが気になってしまいます。
元プロ野球選手(落合氏、高橋慶彦氏、デーブ氏)のYouTubeでよく耳にする「体が勝手に反応する」という格言がありますが、トレード・野球・そのほか諸々と違い、バカラは確率どおりの動きしかしません。そのため「ゾーン」に入る必要はありません。
しかも、BETできる上限金額が決まっているので「ゾーン」に入っても、勝った時の払い戻し(利益)は変わりません。 年間で勝率100%の手法なんて簡単につくれますので「ゾーン」と表現される特殊状態は不要です。 訓練とか本当に無駄なのでやめてください。
当初、BETできる上限金額が決まっていることが個人的に不服でしたが、 少し考えれば「BETの上限金額」なんて無いのと同じと気がつきます。 バカラの検証をはじめたばかりの時は、そんなことにも気づけないわけです。
聞けば一瞬で解決する疑問も、気づけないなら一生わからないまま。 バカラに限ったことではありませんが、ままならないものです... それが、プログラミング講座を作った理由です。
話がそれてしまいましたが、「ロボットでいい」、「ルール以外はしてはダメ」
いくら伝えても、退屈してくると絶対に「余計なこと」をしまくります。
「余計なこと」をするとどうなるのか...「期待値」どおり資金を失うだけです。
経験のある方は大きく頷かれているかと思います。
何度も痛い目にあいながら、自分なりの勝ちパターンを構築された方であれば「規律は守るものではない」の重みをしっかりと感じているはずです。
「守らないと死ぬから、守る以外選択がない」という価値観に自然となります。
「タバコを吸いたいけど、禁煙するって決めたから、我慢我慢」レベルでは必ず破産します。 タバコを吸いたい欲求が全く沸き上がってこないレベルが求められます。 そこには我慢やらストレスは一切存在しません。 だって欲求がゼロなんですから。
どのようなプロセスで欲求がゼロになるのか、禁煙と比べればおそらく何十倍も簡単です。読んでいくとわかります。
※たとえ話ですから、お酒、お菓子、キャバクラ通いなど「好きな欲求」をあてはめてください。
絶対に理解しないといけない期待値、確率の計算
まずは確率の出し方から
おなじみのコインの表と裏の出る確率の説明から。※パーセントにしたい場合は100をかけてください。
▼コインの表と裏の出る確率
表がでる確率:
1 ÷ 2 = 0.5(50%)
裏がでる確率も同じ
ヨーロピアンルーレットの黒と赤のでる確率は
▼ルーレットの赤 or 黒の確率
赤or黒がでる確率:
18 ÷ 37 = 0.48648(48.6%)
0がでる確率:
1 ÷ 37 = 0.02702(2.7%)
この0があることで、胴元がめちゃくちゃ有利となってます。
バカラのBankerとPlayerの出現確率は、収集したデータを使ってみます。 ローリングチップ狙いではないため、Tieは抜いて計算します。
某プロバイダー、18~24テーブルの出目
Banker : 1,966,646 回(勝ち)出現
Player : 1,917,560 回(勝ち)出現
Bankerの(勝ち)出現確率は、
1966646 ÷ (1917560 + 1966646) = 0.506319
Playerの(勝ち)出現確率は、
1917560 ÷ (1917560 + 1966646) = 0.493681
実は、検証するのに理論値である確率は知らなくてOKです。 出目を収集すると、プロバイダーごとに「クセ」みたいなものがあることに気がつきます。
「偏り」が違うと表現すればいいのか...同じトランプのはずなのに不思議なんです。 そもそも「偏り」あっちゃダメだろっ!と思いますが、このおかげでエッジが見つかります。 つまり、実際のデータ集めが絶対に必要となります。
一番重要な期待値について
期待値とは、利益の総額 から 損失の総額を引き、BET回数で割ったものとなります。
期待値 = (利益総額 - 損失総額)÷ BET回数
確率がわかっている場合は
期待値 = 勝ちの確率 × 利益 - 負けの確率 × 1(BET額) で計算できます。
実例を見た方が理解が早いかもしれません。
コインの表裏を当てるゲームの期待値
コインを投げる度に100円支払い、表が出たら95円もらえる。 裏が出たら100円は没収というルールで期待値を計算してみます。
期待値 = 0.5(勝ち確率) × 95円(利益) - 0.5(負け確率) × 100円(BET額)
= -2.5(100円BETすると毎回2.5円マイナスとなる)
このルールの場合、BETする度に-2.5%
ヨーロピアンルーレットの黒に1円BETする期待値
赤が出たら1円没収。黒が出たら1円利益
期待値 = 0.48648(勝ち確率) × 1(利益) - (1-0.48648)(負け確率) × 1(BET額)
= -0.027
このルールでは、BETする度に-2.7%
毎回100円BETすると、都度2.7円没収されるわけですから
100 ÷ 2.7 = 37.03回BETするとBET金額の100円を失う計算となります。
バカラのBankerにBETする(Tieはノーカウント)期待値
Playerが出たら1没収。Bankerが出たら0.95利益
※Tieを無視する理由は、ローリングチップ狙いではないからです。
期待値 = 0.506824(勝ち確率) × 0.95(利益) - (1-0.506824)(負け確率) × 1(BET額)
= -0.01169
このルールでは、BETする度に-1.169%
バカラのPlayerにBETする(Tieはノーカウント)期待値
Bankerが出たら1没収。Playerが出たら1利益
期待値 = 0.493175(勝ち確率) × 1(利益) - (1-0.493175)(負け確率) × 1(BET額)
= -0.01365
このルールでは、BETする度に-1.365%
期待値まとめ
- ルーレット黒or赤にBETする度に : -2.7%
- Banker BETする度に : -1.169%
- Player BETする度に : -1.365%
皆が口をそろえて「BankerにBETしろ」と言っている理由がこれです。
ただし、期待値はマイナスなので必ず資産が減ります。「BankerにBETすると資産の減るスピードが一番遅い」というだけです。
ですから、「BETしない」が戦略としては正しいわけです。禅の話みたいですね(笑) でも、このことに気がつけると手法づくりが簡単にできちゃうんです。
バカラの2倍の速度で資金が無くなるルーレットにBETする無意味さもわかるはずです。 「1100円で売っている商品を、2700円で買う方がいい」と言っているのと同義です。 友人がそんなことを言い出したら...『お前、計算できないのか?頭大丈夫か?』とつっこむはずです。
BET上限の存在によりルーレットにBETした場合の年利はバカラの10分の1以下となってしまいます。 胴元が異常なレベルで有利となっていることは、検証すればすぐ気づくことになります。
利益率を自由に変更できる「スロット」などにBETするなんて、 正気の沙汰ではないと、計算するだけで勝手に腑に落ちます。 実際は計算よりも悪い結果となります。マジ最悪です。
補足
サイコロ、トランプ、ルーレットなど、出目のパターンが決まっている場合、 出目の確率は計算で求められます。
現実の結果が理論値とあまりにも乖離していれば、イカサマを行っていることになります。
例えば、日本人向け某オンラインカジノのバスタビットは、ハウスエッジが1.2%と良心的ですが、出目によって期待値がバラバラです。 海外で評価が高いオンカジのバスタビットはハウスエッジが4.0%ですが、それぞれの出目の期待値はほぼ一緒になります。
きちんと出目を収集すると、詐欺行為はすぐにわかります。
ハウスエッジ取ってるんだから、イカサマしなくてもいいじゃん!と思いますが...
履歴をとられたら、不正はすぐバレますよ。
嘘か本当かはわかりませんが、 大手プロバイダーに勤務していた方の話によると、オンラインカジノ側からプロバイダーへ個人をターゲットにした「イカサマ指示」の依頼がくるそうです。
プロバイダーが行うカードのすり替え行為はYouTubeで検索してください。あんな力業、今でもやってるんでしょうか(笑)録画されたらすぐにバレますね。
気になる方は、YouTubeで「online casino scams」や「online casino cheating」を検索してみてください。
イカサマしやすいゲームがわかったかと思います。
審査が厳しく評価の高いライセンスと言われている「マルタ共和国のライセンス」、「キュラソー」などザルです。 某国連と同じで機能しません。自分の身は自分で守ってください。
「サイト名を教えて欲しい!」とお問い合わせがありますが、知らなくて大丈夫です。 イカサマがしにくいゲームにBETすればいいのですから
このページを読んで期待値の求め方が理解できれば、ルーレット、スロット、バスタビット、ダイスなどには絶対にBETしてはいけないと理由込みでわかるはずです。
「自分で掘った穴から抜け出すため、もっと大きな賭けをしなければならず、雪だるま式に負け続けた」と語った、 大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏のようなギャンブル中毒の方が、ギャンブルで利益を残したいのであれば、 ギャンブルに対して下記の項目を徹底し、投機のアプローチを取れば天性の才能が発揮できます。
やっちゃダメ
- 出目のイカサマが超簡単なゲーム
- 出目データを収集できないゲーム
- 参加者によって出目が変わるゲーム
- 様子見ができないゲーム
- 上記のような超超超絶ハードモードに挑む必要はありません。
面白いからではなく、一番利益が残る可能性が高いからバカラが投機対象となっているだけです。 バカラ以外にも使えるゲームはありますが、テーブル数が少なすぎて資産の増えるスピードが遅すぎます。
期待値がマイナスという意味
Bankerに200回BETした場合 -233%(-1.1169% × 200回)
Playerに200回BETした場合 -272%(-1.3365% × 200回)
ルーレットの黒に200回BETした場合 -540%(-2.7% × 200回)
X軸をBET回数、Y軸を損益すると、それぞれの資産の推移は理論値である「一次関数」のまわりをうろちょろします。
つまり、BETすればするだけ未来の負債が増えます。なのにBETする...不思議ですね。
頑張れば、頑張るほどマイナスとなるギャンブルでは、頑張らないことが正解なんですが、 難しい選択だと思います。 勉強や仕事をしていて「頑張るな!」とは言われませんから...
BET回数が少ないベッティングシステムの方が利益が残りやすいことがグラフからも自明ではありますが、 投機において他人の意見を鵜呑みにするのは危険です。 「こいつの言ってること本当かよ?」と自身できちんと確認することを強く推奨します。
BET回数が多くなればなるほど破産に近づく
私がバカラで1回BETすると、カジノ側は最低でも「BET総額の1%以上」儲かります。
▼シュー(カードの入れ物)
某Evolutionのスピードバカラでは、およそ30分で1シュー(52枚×8デッキ - 数十枚)のカードを消費します。つまり、およそ30分で65ゲーム程度行われます。
30分で1シュー(約65回のゲーム数)なので
1% × 65回 = 65%の利益
60分(1時間)は 30分 × 2なので
65% x 2 = 130%の利益
1日は24時間ですから
130% × 24時間 = 3,120%の利益
つまり、カジノ側は1日でバカラなら31.2倍、つまり平均BET額が100万なら、利益はおおよそ3,120万となるわけです。
※これは1テーブルだけの利益です。
非現実的ですが、100円しかBETしない条件で計算すると
1日で100円 x 31.2倍 = 3,120円
バカラのテーブル数 x 人数 x 3120円ですから
30テーブル x 500人 x 3,120円 = 4,680万円
参加者全員が100円しかBETしない計算で見積もって1日4,680万の利益ですから、億は余裕でこえていますね。しかも、これはバカラのみです。 ※見積は超絶少額で計算しています。つっこまれても困ります。
スピードバカラがめちゃんこ増えた理由は、BET回数が増えれば、増えるほどカジノ側の利益が増えるからです
ルーレットなら、62倍(6240%の利益)、 スロットなら最低でも156倍(15,600%の利益)回転スピードを考えると、156倍x30倍ぐらいありそうですね。
もちろん、カジノ側の利益です。 1日で156倍の利益になるって、おいしい商売ですよね。 さらに必殺技のアカウントBAN、出金拒否を使えるんですよ!(笑)
「スロットやルーレットにBETするな!」のワケは計算すれば即理解できます。 正直、バカラだって嫌ですよ。 マイナスの期待値が最も小さいからバカラを採用しているだけです。 資産が残る道理がありません。
本題です。
BETしたタイミングで、最低でもカジノ側は1%以上の利益を見込めます。
ですから、BET回数を重ねれば重ねるほど、カジノ側は未来の見込み利益が増えることになります。
逆に、こちらは未来に支払う損失を積み上げています。
これが「BET回数を減らせ」とお伝えしている理由です。
理屈がわかったとしてもBET回数を減らしてはくれないでしょう。 そして、負けが続くと、焦り、不安、恐怖を感じて、本来使う必要のない「メンタル」にスイッチを入れ、 破産への一本道を猛スピードで突き進んでしまいます。 人間も、罠にかかるイノシシやシカと同じなのかも知れません。(悲)
手法を作ったことがない方からすれば、意味がわからないし信じられないと思います。 自分で手法をつくると、BET回数が少なければ少ないほど利益が残ることを嫌でも理解できますが、 検証をしないでその事を「そうだよなー」と納得するのは、難しいと思います。
でも、真実を知っておかないと「ローリングチップ」、「ベッティングシステム」、「カウンティング」、「●●手法」とかに騙されちゃいますので書いています。
マイナスを帳消しにしてくれるベッティングシステム!?
BankerにBETしても、PlayerにBETしても、最終的にはマイナスになってしまいます。
そこで出てくる考え方が、マルチンゲール、オスカーズグラインド、ダランベール、ココモといった ベッティングシステム(BET金額の上げ下げ)です。
結論から言いますね、巷の情報どおり全ての事象にBETしたら必ず破産します。
ベッティングシステムは攻略法でもなんでもないです。 破産するのが早いか、遅いかの違いだけです。 1000回、1万回と検証しても、答えは「ベッティングシステム」にはありません。 下り坂を走って下るのか、歩いて下るのかの違いです。
「Betting systems simulations」で、BET回数、手法をいじくってシュミレーションしてみてください。 最低でも10000回BETで破産しないことを確認できないと使い物になりません。
全ての事象にBETするシュミレーションをいくら繰り返しても、利益が残る方法は見つかりません。 シュミレーションでは、どのベッティングシステムを採用すると一番利益が残りやすいのかと、その理由に気がつければOKです。
エクセルなどで計算できる方はご自身で計算した方がいいです。 VBAなどを使ってプログラミングすれば10万回BETの計算など秒で終わりますから。
例えば配列を作り、Rndで生成した乱数をBanker、Playerに分け(Bankerのリターンは0.95ですのでお忘れなく)ベッティングシステム別に用意した関数の結果をワークシートに張り付ければいいだけです。 同じデータを使うことで、ベッティングシステム別に資産グラフの差を目で確認できます。 もっさりが我慢できるならワークシート関数でもいいと思います。
で、一番負けが少ないベッティングシステムが判明するはずです。 一通り検証を終えると、私が冒頭でお伝えしている文言を思い出すはずです。 「答えだと思っていたことが、答えではなかった」とわかるために必要な通過儀礼のようなものです。
ただし、コンピューターが作る「seed」から作った乱数は「本当の乱数ではない」ので注意してください。 不自然な偏り方をします。本番では役に立ちません。